子どもの夏休み、ご飯どうする?ママが助かる栄養ごはん

夏休み、朝から晩までご飯のことばかり考えている気がする。そうめんも冷やしうどんも、さすがに飽きられてしまって栄養も心配。
そんな日々の「ご飯どうしよう問題」には、パパッと作れて栄養もしっかり摂れる、ごはんメニューで気持ちも少しラクに。
この記事では、忙しい中でもすぐに使えて、子どもたちが「おいしい!」と笑顔になる、頼れるご飯アイデアを紹介します。
子ども 夏休み ご飯が毎日つらい…ママのよくある悩みとは?

夏休みのお昼ご飯、何が一番大変?
さぁ、夏休みがやってきました!子どもたちは元気いっぱい。でも、ママたちは…というと、「今日のお昼、何にしよう?」と、すでにちょっとお疲れ気味かもしれません。
毎日続くご飯づくり。実は、これが夏休みのいちばんの悩みという声もよく聞きます。そうめん、うどん、チャーハン…レパートリーがだんだん尽きてきて、子どもからは「またこれ?」の一言。うぅ、心が折れそう!
ここでは、そんなお昼ご飯の“あるあるお悩み”を3つご紹介します。「わかる〜!」と共感しながら読み進めてみてくださいね。
メニューがワンパターンに…
最初の1週間くらいは、「おにぎりにスープでどうかな?」とか、「冷たい麺なら食べてくれるかな」と工夫していたはず。でも、気がつくと毎日同じようなラインナップになっていませんか?冷凍うどんやパン、納豆ご飯に頼りっぱなし。もう自分でも飽きてきちゃいますよね。
栄養のバランスが心配…
「また冷たい麺だけになっちゃった…」そんな日は、野菜もたんぱく質も足りていないかも?と、ちょっぴり罪悪感が湧いてきます。子どもたちの元気な体づくりには、やっぱりバランスのよい食事が大事。でも、実際はそんなに余裕がないのが現実です。
手間と時間がかかって大変…
午前中パートに出かけて、帰ってすぐにお昼づくり。キッチンに立つと、汗だくになってしまうこの季節。火を使う料理はなるべく避けたいし、洗い物も少なくしたい。でも、適当に済ませると、子どもたちは満足してくれなくて…。
\そんな悩み、ぜんぶわかります!/
このあとからは、少しでもラクに、そしてちょっと楽しくなるような夏休みお昼ご飯の考え方や工夫を紹介していきます。「今日からちょっと気持ちが軽くなったかも♪」と思えるヒント、ぜひ見つけてくださいね。
夏休み/子どものご飯作りをラクにするための考え方

毎日のごはんづくりがちょっぴりしんどく感じるこの季節。そんなママたちのために、「頑張りすぎない工夫」をご紹介します。気負わなくても大丈夫。肩の力をふっと抜いて、ゆるっと楽しく過ごせるヒントを詰め込みました!
完璧を目指さなくていい理由
「栄養バランスよく、彩りよく、子どもが喜ぶメニューを!」…と毎日考えていると、だんだんプレッシャーになってきませんか?
でも、ちょっと待って。毎日のご飯、毎回完璧じゃなくてもいいんです。
子どもにとって大事なのは「楽しく食べられること」や「ママがニコニコしていること」。無理せず、たまにはレトルトや冷凍食品にも頼りましょう。元気に夏を乗り切るための“ゆるさ”も、実はとっても大切なんです。
1週間単位で献立を考えるとラクになる
その日その日で何を作ろうか悩むより、1週間分のメニューをざっくり決めておくと、気持ちがラクになります。
たとえば…
- 月曜:おにぎりと具だくさん味噌汁
- 火曜:焼きそば+ヨーグルト
- 水曜:冷やしうどん+野菜スティック
- 木曜:ツナおにぎり+スープ
- 金曜:冷やし中華+果物
ポイントは、「ゆるく決めて、柔軟に変更OK」ということ。冷蔵庫の中や子どもの気分に合わせて、組み合わせを変えればいいんです。
また、買い出しもまとめて行けるので、日々の「買うもの何だっけ?」という小さなストレスも減りますよ。
「子どもが自分で作れる仕組み」を少し取り入れる
ママが全部やらなきゃ、と思っていませんか?
実は、子どもができることは意外とたくさんあるんです!
たとえば、
- 冷凍ごはんをレンジでチン
- カット済み野菜と一緒にレトルトカレーを温める
- パンにチーズをのせてトースターで焼く
こうしたマイお昼セットを作っておくと、ママが不在の時や忙しい時にも、自分で用意できて達成感もばっちり!
ちょっとした「自分でできた!」は、子どもの自信にもつながります。
留守番中でも安心!夏休みの子ども留守番のご飯アイデア

朝から仕事、帰ってきたらお昼ギリギリ…なんて日もありますよね。
「ママがいなくても、子どもが安心して食べられるお昼ごはん」って、けっこう悩みどころ。今回は、小学生でもひとりで準備できて、栄養面もちょこっとカバーできるアイデアを集めました!
小学生が1人でも食べられるようにする工夫
1年生や3年生でも、「やってみたい!」「できた!」が味わえるお昼ごはんがあると、自立心もぐんぐん育ちます。
おすすめなのは、火を使わずに準備できる組み合わせ。たとえば…
- 冷凍ごはん+ふりかけ+ミニトマト+果物
- 冷凍チャーハン+冷凍枝豆+スープジャーのお味噌汁(朝に用意)
- トースト(焼くだけ)+ヨーグルト+一口ゼリー
ラップで包んだおにぎりにしておけば、手も汚れず食べやすくて◎。
「これ食べていいよ!」と冷蔵庫に専用ゾーンを作っておくと、子どもも安心して取り出せます。
食中毒・アレルギーに配慮したお昼の準備
夏場はとくに気になる食中毒のリスク。
「冷めたら冷蔵庫へ」を基本に、日持ちする素材や冷凍食品をうまく使うのがコツです。
- 前日に冷凍ストックしておく(おにぎり、焼きおかず)
- 生ものは避けて、火を通した食材や缶詰を活用
- 味つけはややしっかりめにして、腐敗を防止
また、アレルギーがある場合は、誤食しないよう名前を書いたタッパーに分けておくのもおすすめ。お昼セットに「〇〇ちゃん専用」のラベルを貼ると、子どももちょっと嬉しい気持ちになりますよ♪
タイマー式の電子レンジ・温めサポートの工夫
電子レンジは、留守番中のお助けアイテム!でも、「まだ一人で操作はちょっと不安…」という場合もありますよね。
そんなときは、
- タイマー機能付きレンジで、出かける前に温め予約
- レンジで1分以内のあたためレシピに限定
- “このボタンだけ押せばOK!”のメモを貼っておく
さらに、加熱不要の冷たい献立をあえて用意しておくのも手。
冷やし中華やパン系メニューなら、レンジなしでもパパッと食べられます。
夏休みの子どもの昼ごはんを作り置きでラクするコツ

「朝から仕事して帰宅して、そこからお昼作り…」
そんな日が何度も続くと、さすがにしんどくなってきますよね。
でも、ちょこっと工夫すれば、作り置きおかずでお昼ごはんがぐんとラクになりますよ。
今回は、忙しいママでも無理なく取り入れられる“ゆる作り置き”のコツをご紹介します!
冷凍保存のポイントとおすすめ食材
冷凍ストックは、“あるだけで安心”なお助けマン。
でも、解凍後に味が落ちたり、ベチャッとしたり…そんな経験もあるのでは?
うまく活用するコツはこちら
- 1食分ずつ小分けにしてラップ+フリーザーバッグで冷凍
- 味つけは濃いめにしておくと風味がキープ
- 冷凍→解凍で食感が変わりにくい食材を選ぶ
おすすめは…
- 肉:ひき肉そぼろ、鶏の照り焼き
- 野菜:ほうれん草のおひたし、レンチンブロッコリー
- 主食:チャーハン、炊き込みご飯のおにぎり、冷凍うどん
「とりあえず1品冷凍しとけば大丈夫!」って思えるだけで、心がぐっと軽くなります♪
作り置きで使えるおかず:常備菜×丼の組み合わせ
毎日「今日は何にしよう…」って悩むより、
丼スタイルにしておくと、ワンプレートで完結して手間も減!
たとえば…
- そぼろ丼(ごはん+鶏そぼろ+温玉+青ねぎ)
- 焼き肉丼(ごはん+牛肉の甘辛炒め+千切りキャベツ)
- 豆腐のそぼろあんかけ丼(温かくても冷たくてもOK)
冷蔵庫にあるもので組み合わせられるから、メニューを考える時間も短縮!
彩りが欲しいときは、ミニトマトやゆでブロッコリーを添えるだけでも◎。
作り置きおかずをお弁当箱で出すアイデア
せっかく作った作り置き、お弁当箱に詰めるだけで「ごはん感」アップ!
子どもって、なぜか“お弁当”ってだけで喜ぶんですよね。
- 朝つめて冷蔵庫に入れておく(保冷剤も一緒に)
- 「ママ特製お弁当だよ〜!」ってメモを入れておく
- デザートにゼリーや果物を添えてあげると大喜び
ラップおにぎり+おかず2品でも立派なお弁当♪
子どもが1人で食べる時も、“食べきりやすい量”にしておくと達成感も◎です。
夏休みの昼ご飯がめんどくさい…心が疲れた時の考え方

「はぁ、今日もごはんどうしよう…」
カレンダーを見ると、まだまだ続く夏休み。お昼ごはんのプレッシャー、毎日積もっていませんか?
そんな時は、ちょっと肩の力を抜いてみることも大切です。
完璧じゃなくていいんです。ママだって疲れる日もあります!
「また同じご飯?」に落ち込まないで
「え〜、またこれ〜?」
子どもの無邪気なひとことに、思わずイラッときたこと、ありませんか?
でも、それって**“おうちが安心できる場所”だからこそ言えるセリフ**かもしれません。
ごはんが毎日あること、ちゃんと食べられる環境って、当たり前じゃないんです。
同じメニューでもOK!
- 冷やしうどん3連発
- チャーハンの味付けローテーション(塩・醤油・ケチャップ)
- 市販のおにぎり+インスタントみそ汁
これ、ぜんぶ立派なお昼ごはんです◎
たまには外食・市販品に頼っていい
毎日手作り、全部自分で、なんて…本当にすごすぎます。
でもね、スーパーのお惣菜や冷凍食品にも、今はおいしくて栄養バランスの良いものがたくさん!
・冷凍パスタ(栄養強化されてるものも)
・焼きおにぎり+カップスープ
・コンビニのチルド惣菜+ごはん炊くだけ
“お助けアイテム”をストックしておくだけで、
「もう無理〜!」って日にも気持ちがラクになります。
しかも、外食やお惣菜の日があるからこそ、次に手作りした時に子どもが「やっぱりママのごはんが好き!」って言ってくれる、なんてうれしい副産物も♪
ママの気持ちが元気になることがいちばん大切
子どもに元気でいてほしいと思うなら、
まずはママが元気でいることがいちばんの近道!
- お昼ごはんづくりをちょっとサボってカフェタイム
- YouTubeで好きな動画を観ながらのんびり
- 子どもたちに「今日は冷蔵庫から好きなもの食べてね〜!」って日をつくる
それだけで、心に余裕がうまれます。
ママが笑っていると、家の空気がふわっと明るくなります。
夏休みは長いけど、“自分のための時間”をちょっとでも大切にすることで、子どもとの時間ももっと楽しめるようになりますよ。
まとめ「夏休みの子どものごはんがつらい…」そんなママに伝えたいこと

夏休みのお昼ごはんって、ほんとうに大仕事。
朝からバタバタ働いて、帰ってきたらすぐ「今日のお昼、どうしよう?」
「また麺?」「なんか他にないの?」と子どもに言われるたび、ため息が出てしまう…。そんな日々を送っているママへ。
全部、ちゃんとやろうとしなくていいんです。
ちょっとゆるめに考えてみたり、
ちょっと作り置きに頼ってみたり、
ちょっと子どもを巻き込んでみたり。
それだけで、心がふっと軽くなって、ごはんづくりも少し楽しくなってきます。
この夏、子どもたちにとっても、ママにとっても、
思い出に残るやさしい時間が流れますように。
「またごはん?」の声が、「今日これ嬉しい〜!」に変わる日がきっと来ますよ♡
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