子どもの料理の習い事は何歳から始めるのが良い?

料理を習い事として始めるタイミングに迷う親御さんは多いです。
「うちの子、まだ早いかも…」と感じて一歩踏み出せないケースも少なくありません。 ここでは、料理の習い事を始める年齢の目安と、年齢ごとの関わり方についてお話しします。
子どもの料理の習い事は何歳から始められる?
料理の習い事に通い始める年齢として多いのは、5歳〜7歳ごろです。(当教室の場合)
この時期の子どもは「自分でやってみたい」という気持ちが芽生え、
手先も少しずつ器用になってきますよ。
最初は、包丁や火を使わない作業から始められる教室が多く、
ちぎる・混ぜる・盛りつけるといった簡単な作業を通して、
楽しみながら料理に触れることができます。
一方で、3歳以下の子どもには、
おままごとの延長のように、一緒に野菜を洗ったり、おにぎりをにぎったりすることで、
「料理って楽しい」と感じる土台をつくることができます。
小学生で料理を始める子どもも多い
小学生になってから習い始める子も多く、
小学生になると、話を聞いてルールを守る力が育つので
教室での活動にも自然になじみやすくなります。
年齢だけで判断するよりも大切なのは、
子どもが料理に興味を示しているかどうかです。
ふだんから台所をのぞいていたり、
「やってみたい」と口にするようになったら、始めどきのサインです。
また、親子で一緒に参加できる教室も増えてきました。
ママと一緒に始められるスタイルなら、安心してチャレンジできます。
子どもが料理の習い事で身につけるのは「技術」だけじゃない

では実際に、料理の習い事を始めると、どんな力が育っていくのでしょうか?
料理を習い事として考えるとき、「包丁が使えるようになる」「卵を割れるようになる」など、どうしても“技術”に目がいきがちです。
でも、料理を通して学ぶことは、それだけではありません。ここでは、料理を通じて育まれる“目に見えにくい力”についてお伝えします。
料理の小さな成功体験が、自信につながる
子どもが料理をする姿を見ていると、自然とこんな場面に出会います。
卵がうまく割れなくてしょんぼりする姿。でも、次の回で少しだけうまくできて、うれしそうに顔を上げる瞬間。
こうした小さな体験の積み重ねが、自分で考える力や、あきらめずに取り組む力を育てていきます。
段取りを考えることで集中力が育つ
また、料理には順番や段取りが必要です。
先に切る、後から炒める、火を止めるタイミングを知る――
これらは、自然と「先を見通す力」や「集中力」につながっていきます。
料理を通じて育つ思いやりの気持ち
料理の中には、他のお友達を思いやる心も育ちます。
「パパにも分けてあげたいな」「お姉ちゃんのぶんも作ろうか」
そんなひと言が出てくるのは、自分の手で食べ物を用意する経験があるからです。
子どもの心の根っこを育てる時間になる
そしてなにより、「できた!」「おいしいね」と言ってもらえることで、子どもは自分に自信を持ち始めます。
おいしさだけじゃない、うまくいくことだけでもない。
料理の習い事は、子どもの“心の根っこ”を耕してくれる場所でもあります。
料理の習い事に向いている子の特徴

料理に興味がある子はもちろん、どんなお子さんにとっても料理の習い事は向いているのでしょうか?
料理の習い事に通わせたいけれど、「うちの子、向いているのかな?」と悩む声はよく聞きます。
向き・不向きを決めるのではなく、その子のタイミングや性格を見ながら
“ちょうどいいスタート”を探していくことが大切です。
料理の習い事に向いている子は、「やってみたい」と自分から言い出した子や、
おうちでママの料理に興味をもって近づいてくるような子です。
ふだんからおままごとが好きだったり、
混ぜたり盛りつけたりする作業を楽しんでいる場合、
教室での活動にも自然になじみやすい傾向があります。
また、手を動かすことが好きな子、
「どうしたらうまくできるかな?」と考えるのが得意な子は、
失敗も楽しみながら挑戦できるので、料理と相性が良いといえます。
料理の習い事は、「早く始めた方がいい」ものではありません。
その子が「ちょっとやってみようかな」と感じたときが、何よりのスタートラインです。
習い事と家庭での料理体験、どう違う?どう使い分ける?

次は、家庭での料理体験と、習い事としての料理の違いについて見ていきましょう。それぞれの特徴を理解しておくことで、目的に応じた選び方ができます。
「家でも料理をしているから、習い事は必要ないのでは?」
そう感じるママもいるかもしれません。家庭での料理と、習い事としての料理体験は、似ているようで実は少し役割が違います。
ここでは、それぞれの特徴と、上手に使い分けるポイントをご紹介します。
家庭での料理体験の良さとは?
家庭での料理体験には、「日常の延長線」という強みがあります。
朝ごはんの準備を手伝ったり、お弁当にプチトマトを詰めてもらったり。家族の一員として関わる料理には、「誰かのために動く」喜びが自然と含まれています。
習い事としての料理体験の特徴
一方、料理教室・食育教室などの習い事では、「自分でやってみる」「わからないことを質問する」など、子どもが主体となって進める体験が中心になります。
教室では、大人が手を出しすぎず、子ども自身が考えながら、段取りを組み、手順を覚えていきます。
それは、家庭ではなかなか得られない“ひとりでやってみる”の練習になります。
集団の中で学べることも魅力
また、他の子どもと一緒に料理することで、「友だちがこうしてた」「自分もやってみよう」と、刺激を受けたり、マナーやルールを自然と身につける機会にもなります。
習い事と家庭、それぞれの場をつないでいく
どちらか一方で完結する必要はありません。
たとえば、教室で習ったメニューを家で再現してみる、家庭で経験したことを教室で試してみる――
そんなふうに、2つの場をつなぐことで、料理の学びはぐんと深まっていきます。
子どもを安心して任せられる料理教室を選ぶためのポイント

ここまで読んで「うちの子にも通わせてみたい」と思った方へ。
最後に、料理教室を選ぶときに意識しておきたいポイントを整理しておきます。
「料理を習わせたい」と思っても、どんな教室を選べばよいのか迷いますよね。
安心して子どもを預けられるかどうかは、ママにとってとても大切なポイントです。
ここでは、教室を選ぶ際にチェックしておきたい視点をまとめました。
子どもへの安全の配慮がされているか
まず確認したいのは、安全面の配慮です。
包丁や火を使う教室では、どのようにサポートしているか、
子どもの年齢に応じた道具や進め方があるかを事前に見ておくと安心です。
先生の関わり方を見てみよう
次に見ておきたいのは、先生の関わり方。
「料理を教える」だけでなく、子どもたちの気持ちや小さな成功を
丁寧に拾ってくれる先生かどうかが、子どものやる気に大きく影響します。
料理体験教室で雰囲気を確認する
体験教室がある場合は、必ず参加してみましょう。
実際の雰囲気や、先生と子どもとの距離感を感じ取ることができます。
親の付き添いが必要かどうか、写真撮影の有無、食材の産地やアレルギー対応など、
細かいところまで確認できると、通い始めてからの不安も減ります。
通いやすさや生活リズムとの相性も大事
通いやすさも大切なポイントです。
時間帯や場所が負担にならないか、
子どもの生活リズムに無理がないかも忘れずにチェックしておきましょう。
教室の方針が家庭の想いと合っているか
最後に、教室の目的や方針が「合っているかどうか」も大事です。
「上達を目指す教室」「楽しさ重視の教室」など、スタイルはさまざま。
どんな経験を子どもにしてほしいのか、ママ自身の思いと照らし合わせながら選んでみてください。
まとめ|子どもの「料理って楽しい」を育てる習い事のはじめかた

子どもにとって、料理は単なる作業ではなく、学びと成長のきっかけになるものです。
最後にあらためて、「料理って楽しい」と思える体験をどう育んでいくかをまとめます。
料理の習い事は、早く始めればよいというものではありません。
「うちの子、料理好きかも」そんな小さな気づきが、すてきな入口になります。
大切なのは、うまくできることよりも、
「やってみたい」という気持ちが生まれること。
そして、「できた!」という喜びを、誰かと一緒に感じられることです。
家庭での体験と習い事、それぞれの良さを活かしながら、
その子らしいペースで料理に触れる時間を重ねていくこと。
その中に、食べることを大切に思う気持ちや、自分を信じる心が育っていきます。
「料理って、楽しい」
そう感じられる体験が、子どもにとって何よりの学びになります。
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