こんにちは。
食と学ぶと 代表、石井千賀子です。

私は、「大人が食育を学ぶ機会」として
一般社団法人 日本キッズ食育協会のキッズ食育トレーナー資格講座の体験講座を開催しています。

体験講座にいらっしゃる方から、よくこんな声をいただきます。

資格を取ったあと、どう活かせばいいか分からない
仕事にできるイメージが持てない
自分に向いているか不安

今日は、その中でも特に多い
「資格を取得したあと、どう活かせばいいのか分からない」
というお悩みについて、少し深くお話ししたいと思います。

「資格を活かす」=「すぐにお金を稼ぐ」だけではない

まず大前提として、お伝えしたいことがあります。

とはいえ、
「資格を活かす=報酬を得る」という感覚はもちろん大事です。

ここで言う「報酬」とは、
必ずしも「お金」だけを指しているわけではない、
という意味です。

たとえば、

・子育てが楽になり、心にゆとりが生まれた
・子どもの偏食が改善し、食卓が楽しい時間になった
・食に対する声かけが変わり、親子関係が穏やかになった

これらも、立派な「報酬」だと私は思っています。

もちろん、

・食育スクールを運営し、やりがいと収入の両方を得ている
・食に関わる仕事が本業になった

というケースもあります。

どれが正解、ということはありませんし、
一人ひとり、活かし方は違うと思います。

その前提に立ったうえで、
実際に多い「具体的な活かし方」を
ケース別にご紹介します。

Case1

今の仕事を「60歳まで続けている自分」が想像できない

今は本業で会社勤め。でも、

・拘束時間が長い
・急な休みが取りづらい
・体力的にきつい

そんな状況の中で、

「この仕事を、60歳まで続けている自分が想像できないんです」

というお声をいただきます。

すぐに仕事を辞めたいわけではない。
でも、将来のために
「別の選択肢」を持っておきたい。

そんな方にとって、仕事を辞めたタイミングですぐに始められる仕組みがある

というのは、大きな安心材料になります。

それが5年後なのか、10年後なのかは分からない。
それでも、「将来、仕事になるかもしれないものがある」という感覚は、
日々の働き方や心の余裕に
確実に影響してきます。そのための「資格取得」もいいですよね。

Case2


子育ての「隙間時間」で、無理のない働き方をしたい

今は専業主婦。生活を支えるほどの収入は必要ないし、家族もそれを望んではいない。

でもやっぱり、自由に使えるお金が少し欲しい
自分の習い事や、友人とのランチを楽しみたい
子どもの振替休日には、行きたい場所に連れて行ってあげたい

そんな想いを持っている方も多いです。

一方で、

子どもの習い事
授業参観や学校行事

これらは、これからも大切にしたい。

そんな場合、キッズ食育トレーナーでいえば、
青空キッチンを週1回から開校する
という選択肢もあります。

まずは、自分の子どもの学年コースから。
我が子もレッスンに参加するので、

子どもが1人で待時間が少ない。習い事として食育ができる

という点でも、一石二鳥です。

「家庭」と「仕事」を
どちらか犠牲にするのではなく、
重ねていく働き方です。

Case3


スクール開校や定期レッスンは難しい場合

住環境や家族の事情によって、
スクール開校が難しい場合もあります。

そんなときに選ばれているのが、
執筆活動(ライティング)イベント開催出張レッスンという形です。

キッズ食育認定トレーナーになると、

ブログ研修、コラム研修、保育園研修など…
様々な研修を受講することができます。

さらに、復習受講は無料。情報を常にアップデートできる環境があります。

私自身も、
研修を重ねることで、

「こんなテーマで、こんな記事が書けます」

と、自分を言語化してライティングのお仕事をいただけるようになりましたし、

5年継続するイベントを大田区内で続けて、地域の企業様や、行政の力をかりて

地域に貢献できるようになりました。

あれ?「青空キッチンはやりません」でも大丈夫?

体験講座で、よく聞かれる質問があります。

「青空キッチンはやらずに、自分独自で活動したいのですが…」

認定トレーナーになると、資格と一緒に付随するのが
「青空キッチン開校権利」です。

ここで大切なのは、
これは「権利」であって、必須ではないということ。

開校しなければならないわけではありません。

規約の範囲内で、ご自身のレッスンやイベントを行うことが可能です。

正直に言うと、私自身も最初は、

毎週同じ時間にレッスンするのは大変そうオリジナルのコンテンツを作りたい

と思っていました。

それでも、
資格取得から7年経った今、青空キッチンという軸があって本当に良かったと感じています。

選択肢は多いほうが良いのです。


Case4

今の仕事に、食育の視点を取り入れる

たとえば、保育園栄養士さん。給食や食育に携わっているけれど、

・うまく子どもに伝わらない
・知識はあるのに、手応えがない

そんな悩みを抱えている方もいます。

子どもの食育は、「栄養の正しさ」だけではなく、伝え方・関わり方がとても重要です。

資格講座では、その視点も丁寧に学んでいきます。

保育園栄養士としてお仕事をしながら、自信をもって、自分の本業に打ち込める。
「唯一無二」の強みとして、保育園や幼稚園の子どもたちに還元できる。

そんな働き方をしているトレーナーもいます。

選択肢のある人生を

変化の激しいこの時代、そしてライフイベントの多い女性にとって、「選択肢」というものはとても大切だと感じます。誰かに依存するのではなく、自分自身で歩める力。しかもそれが、一つではなく、様々な方法の見当がついていること。それが安心材料になり、また次のステップに繋がる。

自分には、どんな選択肢があるのかな?

考えてみてくださいね。

体験してみて、
「もっと深く知りたい」と思ったら
次のステップに進めば大丈夫です。

ちなみに私は、
Case1(将来の選択肢として)からのスタートでした。

薬剤師として働きながら、「子どもの食育っていいな」と感じただけ。

副業にしようとも、仕事にしようとも思っていませんでした。

それが今では、食育が本業になっています。

人生、何がきっかけになるかは本当に分からないものですね。

執筆者:石井 千賀子(いしい ちかこ)

薬剤師。昭和大学薬学部卒業後、昭和医科大学、調剤薬局に勤務。医療現場での経験と、子育てを通じて得た実感をもとに、食と生活習慣が子どもの学びや心身の土台をつくることに着目。現在は食育スクール運営のほか、科学的根拠に基づきながら医療・教育・食を横断する立場から保護者に寄り添うコラム執筆やセミナーを行っている。