【中・高生対象】料理は「一生ものの生きる力」を育むツール。中高生のまなびのサードプレイス「まなびじかん」始動!

「食とまなぶと」が中高生に届けたいのは、単なる料理のレシピではありません。大好きな「食」をツールにして、自分を信じ、変化を楽しみ、自らの手で未来を切り拓く――。
そんな「一生ものの生きる力」を育むまなびじかんが始まります。
料理は「ゴール」ではなく、自分を磨く「ツール」です
思春期という大切な時期。学校や塾では「正解」を求められることが多い毎日ですが、「まなびじかん」では、料理を通じて以下の3つの知性を磨きます。
1. 「情報を乗りこなす」:検索リテラシー
スマホ一つでレシピが手に入る時代だからこそ、「どの情報を信じ、どう自分流に再構築するか」が問われます。複数のレシピを比較し、矛盾を見抜き、自分の環境に合わせて最適化する。この「情報の目利き力」は、あらゆる分野で一生役立つ武器になります。
2. 「正解のない問いに立ち向かう」:リカバリー力
なにか失敗してしまっても、そこで「ダメだ」と諦めるのではなく、論理(ロジック)を駆使して「どう立て直すか」を考えます。「想定外のことが起きても、これまでの知識・経験・自分の知恵でなんとかなる」というレジリエンス(折れない心)は、何にも代えがたい自己肯定感に繋がります。
3. 「自分をプロデュースする」:自己肯定感
「家庭料理が作りたい」――子どもたちのその願いは、自分の日常を自分の手で心地よく整えたいという自立のサインです。自分の「好き」を追求し、自分を養う一皿を完成させる。それは、「自分を大切にする」という一生もののセルフケアの土台となります。またそれは、将来大切な人の心と身体を守る力となります。
第1回テーマ:「究極の親子丼定食」
「普通の家庭料理」という、最も奥が深く、最も役立つテーマからスタートします。
- Logic: 卵の熱凝固を科学し、理想の「ふわとろ」を再現する。
- Literacy: ネットのレシピを「ハック」し、自分好みの「黄金比」を導き出す。
- Session: 互いのアレンジを認め合い、刺激し合う「まなび」のひととき。
「好きなこと」で学ぶから、力になる
レシピは忘れても、この「考え方」は一生消えません。
10年後、お子様が一人暮らしを始めたとき。 慣れない仕事に疲れ、ふと「あ、何か作って食べよう」と思える。 スマホで検索したレシピが自分の好みと違っても、その場でサッと味を整えられる。そして、将来、大切な人の心と身体を守ることが出来る。私たちが手渡したいのは、そんな「どんな場所でも自分を幸せにできる力」です。
料理という「科学と感性の実験」を通じて、中高生という多感な時期に、「自分で考え、自分で解決し、自分で自分を養う」という一生ものの成功体験を積み重ねます。
■ お申し込み・お問い合わせ
申込みフォームは4月末ごろスタートします。
イベントページからも詳細をご確認いただけます
https://syokutomanabuto.com/event/
ー想いー

料理は、正解のない時代を生き抜くための「最高の実験場」
薬剤師として医療の現場に携わり、そして食育を通じて多くの子どもたちと向き合う中で、私が行き着いた一つの答えがあります。それは、「料理はあくまで、自分を育てるためのツールである」ということです。
中高生という多感な時期。学校や塾、SNSの中で、子どもたちは常に「正解」や「評価」の波にさらされています。そんな今だからこそ、自分の「好き」を原動力に、自らの手で試行錯誤し、自分なりの正解を組み立てていく経験が、何よりも大切だと考えています。
「レシピを教えない」理由
現代は、スマホ一つで無数のレシピにたどり着ける時代です。しかし、情報をそのままなぞるだけでは、本物の「生きる力」には繋がりません。そして、「自分で情報を得る」という瞬間は、これから否応なしに子どもたちに訪れる時間です。
「まなびじかん」では、あえて固定のレシピを渡しません。 溢れる情報の中から必要なものを検索・比較し、薬剤師・管理栄養士が、論理(ロジック)を用いて、ナビゲートします。そして、自分の手持ちの環境に合わせて「設計」し、もし失敗しても自らの知恵で「リカバリー」する。
このプロセスこそが、情報の海を泳ぎこなし、想定外の事態に直面しても「なんとかなる」と思えるしなやかな強さ(レジリエンス)を育みます。
「サードプレイス」でありたい
「中高生のためのまなびじかん」は、テストの点数や成績で誰かを評価する場所ではありません。 大好きな「料理」を通じて
- 自分をみつめ、 自分の「好き」や「心地よさ」を再発見する。
- 自分の強みに気づき、 創意工夫する自分を肯定する。
- 周りと響き合い、 互いの違いやアレンジを面白がる。
家庭でも学校でもない、第3の居場所(サードプレイス)で、子どもたちが「自分は自分のままでいいんだ」と安心し、同時に心地よい刺激を受けられる。そんな場所でありたいと願っています。
10年後、20年後のお子様へ贈るもの
レシピはいつか忘れてしまうかもしれません。 でも、ここで身につけた「情報の扱い方」「論理的な考え方」、そして「自分を守る・肯定することができる」という自信は、一生消えることはありません。
独り立ちする前に、一生ものの生き抜く力を。 「まなびじかん」で過ごすひとときが、お子様の未来を照らす確かな光になることを信じて、私は今日もキッチンで、子どもたちを待っています。
食と学ぶと 代表:石井千賀子