3歳からの料理の習い事は早い?幼児期に始める意味と始めどき

こんにちは。東京都大田区久が原で子どもの食育スクール「青空キッチン」を主宰している、食と学ぶと 代表・薬剤師の石井千賀子です。
3歳からの料理の習い事は、早すぎません。3歳の子どもは集中できる時間こそ短いものの、スポンジのような吸収力で、香りや色、道具の手ざわりをたくさん感じ取ります。秋は新しい習い事を考えるご家庭が増える季節です。この記事では、3歳で料理の習い事を始める意味と、始めどきの見きわめ方を、青空キッチン大田区久が原校での経験からお伝えします。
この記事のポイント
・3歳からの料理の習い事は早すぎず、3歳の子どもは料理を通してたくさんのことを感じ取れます
・3歳の集中力は5〜10分ほどなので、レッスンでは「今日は何を感じてもらうか」を1つに絞ることが大切です
・体験レッスンのあと、子どもが家で「たのしかった!」と言えば、料理の習い事の始めどきです
3歳からの料理の習い事は早い?
3歳からの料理の習い事は、早くありません。
保護者の方からは「3歳になったばかりで、まだ何もできないと思うのですが」というご相談をいただくことがあります。青空キッチンは3歳から通える食育スクールで、3歳になりたてのお子さんも通っています。
3歳の子どもが教室に来る道のりは、毎回いろいろです。来る途中で転んで元気をなくしている日もあれば、バスで眠り足りずに不機嫌な日もあります。気分が乗らず、ドアの前で「いかないーー!」と泣いている日もあります。
食育講師として、私はそれを当たり前のことだと考えています。3歳なのですから。決まった曜日の決まった時間に教室にたどり着くこと自体がすごいことで、そこにはお母さま・お父さまの努力があります。
3歳の料理レッスンでは何をする?|「感じること」を1つに絞る
青空キッチンの幼児レッスンとは、料理を通して香り・色・道具の使い方などを「感じる」ことを大切にする時間です。
レッスンは40分です。大人には短くても、3歳の子どもにとってはとても長い時間です。3歳児の集中力は5分、長くても10分ほどだからです。
そこで私は毎回、「今日はこの子に何を感じてもらおうかな」と考えてからレッスンに入ります。たとえば次のようなテーマです。
1. かつお節のお出汁の香りを感じてもらう
2. バナナの皮の「シュガースポット」を発見してもらう
3. 集中できている日は、包丁の使い方をじっくり練習する
テーマを1つに絞るのは、3歳の短い集中の時間に、確かな体験を1つ残すためです。子どもの様子を見ながら、その日のテーマを選びます。
偏食だった3歳の女の子が、年長で家族のために盛り付けるまで
料理の習い事を3歳から続けると、子どもの力は大きく伸びます。
青空キッチン大田区久が原校に、3歳から通っている女の子がいます。通い始めたころは偏食で、お母さんが作った料理をほとんど食べませんでした。お母さんは農業に関わる仕事をしていて、食材にもこだわっていたのに、です。
年長になった今、その女の子は家でお父さんと一緒に週末のごはんをつくるまでになりました。包丁も計量も任せられるそうです。何より素敵なのは、食べてくれる人のことを想って、様々な工夫できるようになったことです。
この成長は、青空キッチンのレッスンだけでなく、ご家庭で料理の時間をつくってくださったからこそです。「作ったご飯を食べてくれない」という悩みが「食事の時間が楽しくなった」に変わったことを、私も心からうれしく思っています。
3歳で包丁や火は危なくない?教室でのサポート
3歳の料理の習い事は、大人がそばで見守る環境があれば安心して始められます。
「料理に興味はありそうだけれど、3歳で何ができるのだろう」「気分にむらがあるし、包丁や火は危ない気がする」。このような心配を持つ保護者の方は少なくありません。
青空キッチンの幼児レッスンでは、クラスによってサポートの先生も一緒にレッスンに入ります。そのため、「うちの子がクラスのペースを乱すのでは」という心配もいりません。
3歳の料理の習い事、始めどきの見きわめ方
始めどきは、体験レッスンのあとの子どもの反応でわかります。
1. 体験レッスンで、子どもの目が輝いたか
2. 笑顔が見られたか
3. 家に帰って「たのしかったー!」と言ったか
体験レッスンの間は、緊張で固まっているかもしれません。それでも家で「たのしかった」と言えたなら、料理の習い事の始めどきです。
まとめ
3歳からの料理の習い事は、早すぎません。3歳の集中力は短くても、香りや色、道具の使い方を感じ取る力は大きく、続けるうちに「家族のために作る」力まで育ちます。青空キッチン大田区久が原校では、3歳の子どもが感じる体験を1つずつ積み重ねられるよう、レッスンを組み立てています。まずは体験レッスンで、お子さまの反応を見てみてください。
よくある質問
Q. 3歳になったばかりでも、料理の習い事に通えますか?
A. 通えます。青空キッチンには3歳になりたてのお子さんも通っており、集中できる時間に合わせて、その日に感じてほしいことを1つに絞ってレッスンをしています。
Q. 3歳の子どもに包丁や火を使わせても大丈夫ですか?
A. 大人がそばで見守る環境なら、少しずつ練習できます。青空キッチンの幼児レッスンでは、クラスによってサポートの先生も一緒に入り、子どもの様子を見ながら包丁の使い方を練習します。
Q. 青空キッチンはどこで、何歳から通えますか?
A. 東京都大田区の青空キッチン大田区久が原校・大森校で開講しており、3歳から小学6年生までの子どもたちが通っています。体験レッスンも受け付けています。
青空キッチンで、お子さまの「考える力」を育てませんか
3歳からの「感じる」体験が、考える力の土台になります。青空キッチン大田区久が原校・大森校では、幼児から小学生までの子どもたちが、「食」を教材に考える力・生きる力を育んでいます。体験レッスンを随時受け付けています。
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食と学ぶとでは、延べ8,000名の子どもたちを指導してきた実績と薬剤師としての医療の視点をいかし、食育セミナー・親子イベントの企画運営、講演、コラムの執筆・監修を承っています。
この記事を書いた人

石井 千賀子(いしい ちかこ)
食と学ぶと 代表/子どもの食育スクール「青空キッチン」大田区久が原校 主宰(2019年〜)/薬剤師
病院薬剤師としての経験と子育ての経験から、「食」を通して子どもの考える力・生きる力を育む活動をしている。延べ8,000名の子どもたちを指導し、生徒120名のスクールに成長。協会大賞など4賞を受賞。キッズコーチングの手法を学び、子どもの気持ちに寄り添う声かけをレッスンに取り入れている。AERA Woman スペシャルサポーター(第2期)。AERA、AERA with Kids、InRedなどの雑誌やJ:COMでも活動が紹介されている。