「そつなくこなすよね」

「いつも忙しそうなのに、なんか余裕あるよね」

次男が幼稚園に通っていたころ、友人からよくこう言われていました。でも本当の私は、「これまでの失敗をあげるときりがない」ほど、うっかりだらけの毎日でした。

子育てと仕事の両立は、器用な人だけができるものではありません。失敗だらけの私を助けてくれたのは、期限を自分で前倒しして「やる日」を決めることと、できなくても困らない余白を作ることでした。

でも結局の一番は「なんとかなる」と思うこと。であったとも思います(笑)

東京都大田区久が原で子どもの食育スクール「青空キッチン」を主宰している、食と学ぶと 代表・薬剤師の石井千賀子です。秋は行事や提出物が重なり、ママの手帳がいちばん混み合う季節ですね。今日は、幼稚園ママとして働いていたころの、私の段取りのお話です。

この記事でお伝えしたいこと:子育てと仕事の両立は、完璧にこなすことではありません。失敗する前提で、期限より早い「やる日」を自分で決め、できなくても大丈夫なスケジュールにしておくと、忙しい毎日が少しずつ回り始めます。おすすめのアプリもご紹介しますね。

幼稚園ママの仕事と子育ての両立はスマート?失敗だらけだった本当の毎日

幼稚園ママだった私の両立は、まったくスマートではありませんでした。周りからは余裕があるように見えていたようですが、私の答えはいつも「ぜーんぜんスマートじゃないんです」でした。

幼稚園の提出物の期限が守れない。園の写真の申し込みを忘れる。習い事の時間帯を間違える。車検も、病院の検診も、気づけば後回し。図書館からは返却の催促の連絡が来て、通帳の記帳は何か月もできず、クリーニングに出したい服はたまる一方でした。

バッグの中では、振込依頼書を含む郵便物がぐちゃぐちゃに。シャンプーなどの消耗品も、切らしてから気づくことがよくありました。

わ、あげるときりがなくて、ひどいですね(笑)

ワーママの忘れ物・失敗談|お箸、水筒のフタ、郵便局で愕然とした日

ワーママの忘れ物は、子どものお弁当にも出てしまいました。お弁当にお箸を入れ忘れることは日常茶飯事ですし、水筒を持たせたのにフタを忘れたときは、思わず「どーやって飲むんだ?」と自分にツッコミを入れました。

車に乗ったら、あと5キロしか走れないガス欠寸前だったこともあります。
どうしても「まだいけるまだいける」と思い、ガソリンスタンドも「何かのついで」で行きたい性分なのです。

いちばん落ち込んだのは、郵便局での失敗です。期限ぎりぎりの振込をするために行ったのに、なんと、切手だけ買って帰ってきてしまいました。気づいたときの、あの愕然とする感じ……。いま思い出しても、少し悲しくなります。

共感くださる方はいるでしょうか”(-“”-)”

子育てと仕事の両立スケジュール|朝6時から夜24時までの1日

当時の私の1日は、こんな流れでした。

6時 起床。洗濯、身支度、朝食とお弁当づくり
7時 朝食、掃除、長男の勉強
8時 長男を見送る
8時〜8時半 次男のバイオリンのお稽古
8時45分 次男を幼稚園へ送る
9時 出社
14時 退社して、幼稚園へお迎え
15時 長男が帰宅。習い事、遊び、宿題
17時半 帰宅して、またバイオリンのお稽古
19時 夕食
21時 子どもたちが就寝
21時半〜24時 食育の仕事と家事

次男が幼稚園の頃のスケジュールではありますが、当時次男はその1年ほど前にバイオリンを始めたばかり。毎日付きっきりのお稽古は1時間を超え、スケジュールを圧迫していました。それでも、頑張っている次男を応援したい気持ちのほうが大きかったです。

子どもの予定に合わせて、細かく出入りが多い毎日。フルタイムで働くママには本当に頭が下がりますが、私の場合は、やることを「隙間に入れ込むしかない」状態でした。「あー、どこでもドアが欲しい」が口ぐせだったほどです。

手帳とアプリはどう使い分ける?家族はタイムツリー、自分は手帳に

私は、家族で共有する予定はアプリ、自分と子どもの細かい予定は手帳、と使い分けていました。

アプリは「タイムツリー」を使い、夫の予定と家族の予定を把握していました。一方で、自分や子どもの細かい予定までアプリに入れると、1日の枠に入りきらず、詳細を開かないと見えなくなってしまいます。そこで、自分と子どもの予定は、時間軸の入った手帳に書くことにしました。

私のおすすめ手帳はRollbahnです^^

夜20時以降には、手帳にその日のto doを書き出してチェックします。自分の移動距離をできるだけ少なくするように、予定の順番も考えていました。

忙しいママの段取りのコツとは?期限を前倒しして「やる日」を自分で決める

いつもぎりぎりを攻めすぎていた私ですが、その「期限」を私独自の「期限」を決めることで状況は変わり始めました。

振込や消耗品の買い物のように、期限がまだ先のものも、自分で「この日にやる」と早めに決めてしまいます。そして、もしその日にできなくても問題ないようにスケジュールを組んでおきます。失敗する前提で、余白を作っておくのです。

例えば、11月末日振込期限とすると、振込期限を11月15日。と決めるのです。

手帳とアプリを使うようになって、余裕のあるスケジュールが見える化され、溢れる予定をパズルのように組み立てられるようになりました。生活は、少しスマートになったと感じています。

ただ、やることそのものは全く減っていませんでした。手帳とアプリは、同じ時間でこなせる量を増やす方法だったのだと思います。その後は、やることそのものも少しずつ減らしていきました。

でも「あれもやらないと、これも期限が迫っている・・・」と頭の中にストックしておくべき情報は少し減ったかな。とも思います。

おわりに

子育てと仕事の両立は、そつなくこなせる人だけのものではありません。私自身、お箸を忘れ、郵便局で愕然とし、ガス欠寸前の車に乗りながら、なんとか毎日を回してきました。

完璧を目指すより、失敗しても大丈夫な段取りを作ること。そのほうが、ママの心も少し軽くなると感じています。小さな子どもを育てながら働くママ、仕事に追われるママが、ちょっとでも楽になったらいいな。食と学ぶと の代表として、そう願ってこのお話を書きました。

よくある質問

Q. 子育てしながら働くと、提出物や持ち物の忘れ物が増えませんか?

A. 増えることはあります。私も幼稚園の提出物の期限を守れなかったり、お弁当にお箸を入れ忘れたりしました。期限より早い「やる日」を自分で決め、できなくても問題ないスケジュールにしておくことで、生活が少しスマートになりました。

Q. 大田区で、子育てしながら食育の仕事を始められますか?

A. はい、始められます。私も子育てをしながら、久が原で青空キッチン大田区久が原校を主宰してきました。食と学ぶとでは、キッズ食育トレーナー講座の一部を体験できる「キッズ食育体験講座」を開催していますので、まずは気軽にのぞいてみてください。


子育ての経験を「食育」の仕事に

忙しい毎日の中で、自分らしい働き方を探しているママへ。子どもの食育を家庭で活かしたい方、食育を仕事にしてみたい方に向けて、キッズ食育トレーナー講座の一部を体験できる「キッズ食育体験講座」を開催しています。

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食と学ぶとでは、延べ8,000名の子どもたちを指導してきた実績と薬剤師としての医療の視点をいかし、食育セミナー・親子イベントの企画運営、講演、コラムの執筆・監修を承っています。

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この記事を書いた人

石井 千賀子(いしい ちかこ)
食と学ぶと 代表/子どもの食育スクール「青空キッチン」大田区久が原校 主宰(2019年〜)/薬剤師

病院薬剤師としての経験と子育ての経験から、「食」を通して子どもの考える力・生きる力を育む活動をしている。延べ8,000名の子どもたちを指導し、生徒120名のスクールに成長。協会大賞など4賞を受賞。キッズコーチングの手法を学び、子どもの気持ちに寄り添う声かけをレッスンに取り入れている。AERA Woman スペシャルサポーター(第2期)。AERA、AERA with Kids、InRedなどの雑誌やJ:COMでも活動が紹介されている。