薬剤師が子どもの食育教室を始めた理由|「自分の身体を大切にできる大人」に

子どもたちが私の手を離れたあとも、自分の身体を大切にしてほしい。将来、大事な人ができたときには、その人のことも守ってあげられる大人になってほしい。
薬剤師の私が子どもの食育教室を始めたのは、この願いがあったからです。医療の現場と子育て、その両方の毎日のなかで、少しずつ形になっていった想いでした。
東京都大田区久が原で子どもの食育スクール「青空キッチン」を主宰している、食と学ぶと 代表・薬剤師の石井千賀子です。秋が深まり、新米やさつまいもがおいしい季節になりましたね。今日は「はじめまして」の気持ちで、私が食育教室を始めた理由をお話しさせてください。
この記事でお伝えしたいこと
薬剤師の私が子どもの食育教室を始めたのは、子どもたちに「自分の身体を大切にし、大事な人を守れる大人」になってほしいと願ったからです。大人になってから食習慣を変えるのは難しいからこそ、子どものうちに、毎日の食事を楽しめる時間を届けたいと考えています。
薬剤師がなぜ子どもの食育教室を開いたの?原点は子育てと医療の現場
薬剤師の私が子どもの食育教室を開いた原点は、医療の現場と子育ての両方にあります。
私は2011年に昭和大学薬学部を卒業し、大学病院の薬剤部で薬剤師として働き始めました。そして、2013年の長男出産を期に退職。そして、専業主婦として過ごしている中で、2015年に次男を出産しました。
薬剤師として働いた日々と、二人の男の子の母としての毎日。その両方を重ねるなかで、ひとつの願いがはっきりしてきました。それは
子どもたちが自分の手を離れたあとも、自分の身体を大切にしてほしい。大事な人ができたら、その人を守れる大人になってほしい。
ということです。そう考えると、体調が悪くなってから病院に行き、薬を飲むことのその前に、できることがあるのではないか。
そう思って、私は「子どもの食育」の門をたたきました。
すると待っていたのは、子どもが食に前向きに向き合うことで生まれる数々の驚くべき効果でした。
これは、わが子にだけ伝えていたらもったいない。多くのご家庭に届けることで、豊かな家庭が増えるはず。そう思ってスクールを開校しました。
食習慣は大人になってから変えにくい?子どものうちの食育が大切な理由
さて、ちょっと突然ですが、大人になってから食生活の習慣を変えるのは、とても難しいことだと感じませんか?
朝ごはんはコーヒーとフルーツだけ。という食習慣や、比較的洋食が多い。という食習慣。
朝ごはんに菓子パン一つでもOK!という家庭もあれば、中には、ごはん・味噌汁。焼き魚に納豆!?までも揃っている『旅館級』なご家庭もあると思います。
長い時間をかけて身についた食べ方や好み、習慣は、ある日急に変えられるものではありません。だからこそ私は、子どものころの食事の時間を大切にしたいと考えています。
ですが、毎日が、旅館級のバランス最高!なご飯を求めましょう。というつもりは全くありません。生活スタイルや価値観はそれぞれです。だからこそ、「選択肢」を持ち、選べるようになってほしいと思うのです。
子どもたちは、いつか親の手を離れていきます。そのときに自分の身体を大切にできるかどうか。その土台は、子どものころに毎日くり返す食事の時間にあると、私は思っています。だからこそ、子どもたちには感覚的に理解し、自分の言葉で表現できるようになってほしいと思っています。
おわりに
薬剤師の私が子どもの食育教室を始めたのは、子どもたちに、自分の身体を大切にし、大事な人を守れる大人になってほしいと願ったからです。
大人になってから食習慣を変えるのは難しいからこそ、子どものうちに、毎日の食事を楽しく充実した時間にしてほしい。青空キッチン大田区久が原校では、2019年の開校から、この想いを大切にレッスンを続けています。はじめましての方も、どうぞ気兼ねなくお問い合わせくださいね。
よくある質問
Q. 薬剤師が子どもの食育教室をしているのはなぜですか?
A. 子どもたちに、自分の身体を大切にし、将来大事な人を守れる大人になってほしいと願ったからです。医療の現場と子育ての経験から、そう考えるようになりました。大人になってから食習慣を変えるのは難しいからこそ、子どものころの毎日の食事を、楽しく充実した時間にしたいと考えています。
Q. 青空キッチンはどこで、何歳から通えますか?
A. 東京都大田区の青空キッチン大田区久が原校・大森校で開講しており、3歳から小学6年生までの子どもたちが通っています。体験レッスンも随時受け付けていますので、お気軽にどうぞ。
企業・教育機関・行政の皆さまへ
食と学ぶとでは、延べ8,000名の子どもたちを指導してきた実績と薬剤師としての医療の視点をいかし、食育セミナー・親子イベントの企画運営、講演、コラムの執筆・監修を承っています。
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毎日の食事の時間を、子どもが楽しめる学びの時間に。青空キッチン大田区久が原校・大森校では、幼児から小学生までの子どもたちが、「食」を教材に考える力・生きる力を育んでいます。体験レッスンを随時受け付けています。

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この記事を書いた人

石井 千賀子(いしい ちかこ)
食と学ぶと 代表/子どもの食育スクール「青空キッチン」大田区久が原校 主宰(2019年〜)/薬剤師
病院薬剤師としての経験と子育ての経験から、「食」を通して子どもの考える力・生きる力を育む活動をしている。延べ8,000名の子どもたちを指導し、生徒120名のスクールに成長。協会大賞など4賞を受賞。キッズコーチングの手法を学び、子どもの気持ちに寄り添う声かけをレッスンに取り入れている。AERA Woman スペシャルサポーター(第2期)。AERA、AERA with Kids、InRedなどの雑誌やJ:COMでも活動が紹介されている。